コロナの影響によって大きく変化したレンタルスペース業界ですが、
様々なスペースでその対策がされております。
前回は、コロナ時代の働き方に着目してオープンした「ひふみサロンスペース」をご紹介しました。
今回は、除菌対策を行った「除菌会議室」をご紹介します!
[2023/4/15更新]
[2020/6/21配信]
目次
「除菌会議室」では、その名の通り除菌対策を行いました。
コロナが流行った影響で、飲食店やスーパーには必ずアルコール消毒が置かれるようになったり、楽天やamazonではアルコールスプレーやウェットティッシュが値上がりしたりするなど、「除菌」「殺菌」という言葉に多くの人が敏感になるようになりました。
弊社の管理しているスペースでは、通常どのスペースにもアルコールのウェットティッシュなどは設置しておりますが、今回はそれだけではなく、イレイザーミストと除菌用スプレーを設置することにしました。
〈設置したイレイザーミストとスプレー〉
〈掲載ページ1枚目のお写真〉
コロナの影響で、「除菌会議室」の利用はどのように変化したのでしょうか。
除菌対策を行い「除菌会議室」に変更したのは今年の3月24日のため、これを基準として利用用途を比較してみました。
変更前後でどちらもセミナーや会議が全体の8割以上をしめており、利用用途としてはあまり変化していません。
次に利用人数を比較してみました。
コロナが流行る前は13名以上の利用が多く、最大収容人数である18名での利用がとても多かったです。
一方で、コロナが流行った後の利用人数は1〜6名の少人数が大半でした。
これは前回の記事でもお話したように、仕事部屋や作業部屋、web面接などの利用が多いためだと考えられます。
【合わせて読みたい記事】ホテル・民泊の空室対策としてレンタルスペースに転換した成果とは?
また、除菌対策を行ったことでどのような変化が起こったのかというのは直接把握することは出来なかったのですが、レビューでは以下のようなご評価をいただいております!
次に、弊社の管理物件の中で「除菌会議室」と最寄り駅が同じ、かつ、収容人数がほぼ同じの、除菌対策を行っていないスペースと売上の比較を行いました。
※休業期間:比較会議室は4/16〜5/31、除菌会議室は5/7〜5/31
今年の3月までの売上は、ほぼ同じ、もしくは比較会議室の方が高かったのですが、
4月15日時点での売上金額を比較すると(4月16日から比較会議室が緊急事態宣言措置の為の休業に入ってしまった為)「除菌会議室」の方が売上が高くなっておりました。
また、どちらも休業が終了した6月の売上も「除菌会議室」の方が売上が高くなっております。
特に異なるスペースの内容が”除菌対策の有無”だけですので、”除菌対策の有無”が売上に関係していると大きく考えられました。
コロナの影響で売上が減少するレンタルスペースは多くあります。
しかし、前回ご紹介した”一人利用”のニーズや、”作業部屋”としてのニーズなど、コロナが流行った事によるニーズがいくつか出てきました。
そして、”除菌”というニーズが新たに出てきたのかもしれません。
コロナが流行っているなどに関わらず、今利用者様にはどのような課題、悩みがあるのかなどのニーズを把握し、それにあったお部屋づくりをするということが大切になってきますね!
コロナ対策などについてお悩みがある方はお気軽にご相談ください!
最適なご提案をさせていただきます!
※こちらのスペースの営業は終了しております。
当社は、レンタルスペースの企画・運営支援サービス「METROMINUTES(メトロミニッツ)」を運営しております。
メトロミニッツの特徴
こんな不動産オーナーにおすすめ
レンタルスペースの導入から運営支援までワンストップで対応可能ですので、お気軽にご相談ください。オンライン面談、電話、対面など柔軟に対応させていただきます。