＜2024年11月14日作成＞
目次
マッチングサイトでの集客の重要性
レンタルスペースビジネスで成功するためには、効率的な集客が不可欠です。ここで役立つのが、スペースマーケットやインスタベース、ステーションワークといったマッチングサイトです。これらのサイトに掲載することで、集客力を高め、多くの利用者にスペースを認知してもらうことができます。
特に、各サイトはそれぞれ異なる特性を持ち、例えばスペースマーケットやインスタベースは幅広いジャンルでの利用者にリーチでき、ビジネスから個人利用までの多様な需要を取り込むことが可能です。また、駅直結のワークスペースを提供するステーションワークは、ビジネスパーソンのリモートワーク需要に特化した集客力を持っており、駅周辺のスペース運営には強力なツールとなります。
このように、マッチングサイトの活用により、スペースの露出を最大化し、ターゲットユーザーへ効率的にリーチできるため、収益を安定させる手段として非常に効果的です。
主要マッチングサイトの紹介
下記8つのマッチングサイトについて、その概要や特徴、強みを紹介します。それぞれのサイトの特性を理解し、利用者層に応じた最適なマッチングサイトを選定することで、集客力を最大化することが可能です。
- SPACEMARKET（スペースマーケット）
- instabase（インスタベース）
- STATION WORK（ステーションワーク）
- SPACEE（スペイシー）
- 日本会議室
- 会議室.COM
- Remotework BOX（リモートワークボックス）
- SHOOTEST（シューテスト）
- カシカシ
1. SPACEMARKET（スペースマーケット）
強み：特にジャンルを問わず集客力が高く、広範な利用シーンに対応できる点が魅力です。
利用者層：ビジネス利用者から個人まで、用途を問わず幅広い層にアプローチ可能です。
URL：https://www.spacemarket.com/
スペースマーケットは、レンタルスペース業界で最大級の規模を誇るマッチングサイトで、あらゆるジャンルでの利用者をターゲットにしています。ビジネスミーティングや会議といったビジネス利用から、パーティーや撮影などの個人利用まで、多岐にわたる用途で幅広いユーザー層をカバーしています。そのため、オフィス街や商業エリア、住宅エリアなどさまざまなエリアのスペースにとっても集客力が高く、どのような用途のスペースであっても登録価値のあるサイトです。
2. instabase（インスタベース）
強み：特にジャンルを問わず集客力が高く、広範な利用シーンに対応できる点が魅力です。
利用者層：ビジネス利用者から個人まで、用途を問わず幅広い層にアプローチ可能です。
インスタベースは、スペースマーケットと並ぶ人気と集客力を持つマッチングサイトです。会議室、セミナー会場、撮影スタジオ、パーティースペースなど、幅広いジャンルの用途に対応し、集客力も高いためレンタルスペースの集客には欠かせません。
3. STATION WORK（ステーションワーク）
強み：JRの強固なユーザー基盤を抱え、ビジネスパーソンに特化したサービスで利用頻度が高い点。
利用者層：駅近の利便性を重視するビジネスパーソンや、短時間のリモートワークを希望する利用者が中心です。
URL：https://www.stationwork.jp/
ステーションワークは、JR東日本ビルディングが提供する駅直結のワークスペースマッチングサイトで、ビジネスパーソンのリモートワークや短時間の利用ニーズに特化しています。圧倒的なユーザーベースを抱えており、特に通勤や移動途中でのワークスペース利用に最適です。新しいサービスながらも、駅の利便性を活かして、他のマッチングサイトにない集客力を持っているため、駅周辺のスペースを提供しているオーナーにとっては非常に効果的な選択肢です。（※掲載者は一般募集されていません）
4. SPACEE（スペイシー）
強み：ビジネス用途の利用が多く、商談や会議スペースとして安定した需要がある点。
利用者層：法人やビジネスパーソン、会議や商談向けのスペースを求めるユーザーが多いです。
スペイシーは、レンタルスペース業界の老舗として知られ、特にビジネス用途のスペースに強みを持っています。多くの法人やビジネス利用者に利用されてきた実績があり、会議や商談向けのスペースを提供したいオーナーにとって有効なマッチングサイトです。ただし、近年では他の新興マッチングサイトの台頭もあり、かつての集客力にはやや陰りが見られます。そのため、特定のビジネスニーズに対応したスペースにとっては有用ですが、エリアやジャンルによって集客力が変動する可能性があります。
5. 日本会議室
強み：予算が大きい法人ユーザーが多く、予約単価が高い。
利用者層：大規模なセミナー会場を求めるユーザーが多いです。
URL：https://www.nipponkaigishitsu.com/
日本会議室は、その名の通り会議やセミナーなど、法人利用の会議室に特化したメディア（掲載料がかかる有料メディア）です。法人向け利用がメインであり、特にオフィスエリアやビジネス街における会議室の集客力が強い特徴があります。日本会議室は、会議設備が充実しているスペースや中規模のミーティングルームに適しており、法人やビジネス利用者が安定して予約を行うため、法人向けの集客に向いています。
6. 会議室.COM
強み：大規模会場の掲載が多く、予約単価が高い。
利用者層：大規模なセミナー会場を求めるユーザーが多いです。
URL：https://www.kaigishitu.com/
会議室.COMは、日本国内で最大級の貸し会議室検索サイトであり、20年以上の運営実績を持っています。このサイトは、全国の貸し会議室や貸しホールを検索できるマッチングサイトで、エリアや駅、利用用途、レイアウト別の人数など、さまざまな条件での検索が可能です。利用者は、ニーズに合った最適な会場を簡単に見つけることができます。
7. Remotework BOX（リモートワークボックス）
強み：ワークブースに特化
利用者層：オンライン会議や資料作成を行う必要があるビジネスパーソン
URL：https://remotework-box.jp/
RemoteworkBOXは、オンライン会議やPC作業に最適な完全個室型作業スペースを提供するサービスです。利用者は、スマートフォンを使って簡単に予約でき、必要な時に必要なだけ利用することができます。特に、周囲を気にせず集中できる環境が整っており、音の遮断設計が施されています。
8. SHOOTEST（シューテスト）
強み：撮影やクリエイティブな用途に特化
利用者層：写真撮影や映像制作、ポートレート撮影など、クリエイターやフォトグラファーが多いです。
SHOOTESTは、撮影やクリエイティブな用途に特化したマッチングサイトです。写真撮影や映像制作、ポートレート撮影など、クリエイターやフォトグラファーをターゲットにしており、特に自然光が入りやすい空間や独自のインテリアデザインを備えたスペースが人気です。撮影に適したスペースが求められている都市部では特に集客力が高く、クリエイティブな用途に合わせて特別な空間を提供するオーナーにとって最適です。
9. カシカシ
強み：幅広いジャンルの用途に対応
利用者層：ビジネス利用者から個人まで、用途を問わず幅広い層にアプローチ可能です。
カシカシは、パーティーやイベントの開催にも適したスペースを提供できるマッチングサイトです。会議や個人作業に特化したスペースに加え、写真撮影やイベントなどにも対応できます。
選定のポイント
レンタルスペースビジネスで収益を最大化するためには、各マッチングサイトの特性を理解し、スペースの種類や利用目的に応じて適切なマッチングサイトを選ぶことが重要です。以下に、主要なマッチングサイトの活用方法と、それぞれの集客力を最大限に引き出すための選定ポイントをご紹介します。
■全ジャンルでスペースマーケットとインスタベースは掲載必須
スペースマーケットとインスタベースは、レンタルスペース市場で最も幅広いジャンルの利用に対応しており、どのような種類のスペースであっても掲載する価値があります。これらのマッチングサイトは、会議室やビジネス用途のスペースに限らず、パーティー、イベント、撮影などの個人利用まで幅広いユーザー層に対応しています。そのため、都市部から住宅エリアまで、幅広いエリアで集客力を発揮します。
■ビジネス用途ならスペイシー、日本会議室、会議室.COM
ビジネス用途に強みを持つマッチングサイトで、会議室や商談用スペースの提供を考えるオーナーには有力な選択肢です。スペイシーは、法人やビジネスパーソンに根強い人気があり、会議やミーティング、商談スペースとして利用されることが多いです。近年では他マッチングサイトとの競争が激化していますが、ビジネス利用における信頼性は高く、ビジネスシーンに特化した集客力が期待できます。
日本会議室と会議室.COMは、会議室やセミナールームなど、法人向けの大規模会場に特化したマッチングサイトです。これらのサイトには、広い会場や充実した設備が求められる大規模なミーティングやセミナー、研修のニーズが多く、特に予算の大きい法人ユーザー層からの支持を集めています。予約数自体は多くないものの、予約単価が高いため、安定した収益が見込めます。特に、企業イベントや講演会、長時間の研修に対応したスペースを提供するオーナーにとっては効果的な集客が期待できます。
■ワークブースならステーションワーク、リモートワークボックス
ステーションワークは、駅直結のワークブースに特化したマッチングサイトで、特にビジネスパーソンの短時間利用やリモートワークに適しています。このマッチングサイトは、駅の利便性を活かした集客力が非常に高いため、駅周辺のワークブースを運営するオーナーにとって掲載が必須のサイトです。ただし、ステーションワークは他サイトと異なり、掲載者を一般募集しておらず、掲載には運営会社との特別な契約が必要です。
その点、レンタルスペース運営代行サービス「メトロミニッツ」であれば、ステーションワークとの提携によりワークブースの掲載が可能なため、駅近のスペースを活用したいオーナーは「メトロミニッツ」を通じてステーションワークへの掲載を検討するのが良いでしょう。
■撮影スタジオならSHOOTEST
SHOOTESTは、撮影スタジオやクリエイティブな撮影スペースに特化したマッチングサイトで、プロのフォトグラファーやクリエイターが多く利用しています。写真や動画撮影を目的とした利用が中心で、特に独自のインテリアや自然光が豊富な空間、ユニークなデザインを備えたスペースが人気です。宣材写真やポートレート撮影、映像制作のための場所を探しているクリエイターにとって、SHOOTESTは第一選択肢として選ばれやすく、効果的な集客が期待できます。
■パーティースペースならカシカシ
パーティースペースなら、必ずスペースマーケットとインスタベースへ掲載することをおすすめします。予約管理に余力があるようであれば、カシカシの掲載も検討しても良いと思います。カシカシは、パーティーやイベントの開催にも適したスペースを提供できるマッチングサイトです。ユーザー層も比較的リーズナブルな価格で気軽に利用できるパーティースペースを求めている傾向があり、誕生日会や小規模な友人の集まりなどでの利用が期待されます。
掲載手数料の安さで選ばない
マッチングサイトの掲載手数料は30%前後が相場です。レンタルスペースのマッチングサイトを選ぶ際、手数料の安さに惹かれて選定するのは得策とは言えません。手数料が高く設定されているプラットフォームであっても、サービスが継続しているということは、集客力や利用者基盤がしっかりと確立されている証です。高い手数料を設定していても多くの利用者に支持され、安定的に予約が入るため、多くのオーナーが価値を感じているということが分かります。
反対に、手数料が安いマッチングサイトは、スペース数を確保するための施策として手数料を低く設定していることが多く、集客力がまだ発展途上である可能性があります。スペースを提供するオーナーにとって重要なのは、最終的に集客力が高く安定した予約を獲得できるかどうかです。そのため、短期的なコスト削減に目を向けるのではなく、長期的に集客と収益を最大化できるマッチングサイトを選ぶことが、レンタルスペースビジネスで成功するための鍵です。
掲載手数料は広告料と考えよう
「掲載手数料が高い」という意見をよく耳にしますが、掲載手数料は成功報酬型の広告費であり、出し渋るべきではない必要経費と考えることが重要です。特にレンタルスペース業界は、まだ一般的に広く認知されているとは言えず、自主的に集客を行うには大きな労力とコストがかかります。個人で集客を試みたことがある方ならわかる通り、一定の効果を得るためには広告やマーケティングの経験が必要で、加えてSNSやWeb広告などの多岐にわたるチャンネルへの出費も発生します。
マッチングマッチングサイトでは、その場にすでに集まっているユーザー層があり、効率的にターゲットユーザーにアプローチできるため、自主集客の労力を省くことができます。さらに、スペースマーケットやインスタベースなどの大手マッチングサイトでは、多額の広告費をかけて利用者を集め、サイト上の流入が安定しているため、オーナー自身が広告を出す以上の効果を得られる可能性が高いのです。
手数料が気になるからといって掲載を渋るのは、かえって集客機会を逃すことに繋がりかねません。掲載手数料を広告費と考え、マッチングサイトを通して効率的な集客を行う方が、結果的に収益を最大化する賢い選択だと言えるでしょう。
メトロミニッツを活用した集客戦略
レンタルスペース運営代行サービス「メトロミニッツ」をご利用いただくことで、面倒な集客管理を一括してお任せいただけます。メトロミニッツは、複数のマッチングサイトへの掲載をはじめ、スペースの効果的なプロモーションから運営管理までをサポートし、オーナーが運営に専念できる環境を提供します。特に、直接契約が必要なステーションワークへの掲載も可能になるため、駅近のワークブースなどの運営にも最適です。
多くのユーザーにスペースを知ってもらい、効率的に運営したいとお考えのオーナー様は、ぜひ一度メトロミニッツにご相談ください。
