お部屋はあるものの、どんな備品を選んで良いのか分からない..
そんな方のために、今回はレンタルスペースの代表的な備品の選び方や注意点をご紹介します。
初めてレンタルスペースを始める方はぜひ参考にしてください。
目次
1、自宅の家具選びと何が違う?
2、備品の選び方や注意点
3、トラブル対策用の備品
目次
レンタルスペースの備品を自分の部屋の家具を選ぶ時と同じ感覚で選ぶと、後々困ってしまうかもしれません。
自宅であれば、置く場所を固定し、使う人も使う用途も決まっていると思いますが、
レンタルスペースは不特定多数の人が異なった利用目的で利用するため、
備品をどのように使われているのかすべて把握することができません。
などなど…
なかなか想定通りに使っていただけない事も多いのが現状です。
そのため、最初に備品を選ぶ段階で対策してトラブルを防ぐという事が大事になります。
また、備品一つが売り上げに大きく影響する時も。
そのお部屋を利用する人がどんな備品を必要としているのか、考えながら備品選びをしてみましょう!
今回はレンタルスペースで使用する代表的な備品の選び方や注意点をご紹介します。
テーブル
・素材に注意しましょう。
ガラスは高級感があり素敵ですが、割れる可能性と怪我の危険性があります。
子供利用の多いスペースなどには置かないのが好ましいです。
・サイズは、利用人数の他に椅子の幅を考慮する必要があります。
商品ページで○人用と書いてあっても、実際に椅子を入れたら幅がギリギリだった…という事も。
椅子の幅と、机の脚の内寸のチェックを忘れずに。
・机と言っても様々なタイプがあります。
移動式か、折り畳み式か、軽いものか、どっしりとした重量感のあるものかなどなど。
利用用途によって必要なタイプの商品を選ぶようにしましょう。
撮影などレイアウト変更が多い用途の場合はキャスター付きの移動できるタイプや、天板跳ね上げができる折り畳みタイプ。
高級感のあるパーティースペースにしたい場合は、重量感のある商品がおすすめです。
レイアウト変更ができないことはデメリットではなく、「備品移動がないので破損のリスクが低い」というメリットにも!
椅子
・多くの人が何度も座ったり、引いたり、動かしたりするため、ネジがよく緩みます。
購入時は必ず頑丈さをチェックするようにしましょう。
木やプラスティックで一体型になっている商品はネジ緩みの心配がないので良いですね。
もしネジ緩みが気になる商品の場合は、定期的にネジ締めを行いましょう。
・ダイニングチェア、折り畳み式、スタッキングチェアなど様々なタイプがあります。
机と同様、利用用途によって必要なタイプの商品を選ぶようにしましょう。
長時間座る場合は、座面にクッションがついているタイプや、別途クッションを購入するのが好ましいです。
また、レイアウトが多い用途のスペースは折り畳み式やスタッキングチェアが良いでしょう。
ソファ
他の備品でも言えることですが、パーティースペースに多く使われるので、ものをこぼされてしまう可能性が高く、汚れが心配です。
ファブリック素材のソファが多いですが、レザー素材の方が汚れが拭きやすいです。
ただ、お部屋の雰囲気に合わせる必要があるのと、レザー商品の方が高価な傾向があるので、デザインや予算に合わせて検討してみましょう。
カバーをするという選択肢もありますが、利用を重ねる毎にズレてしまう、高級感がなくなるという点も…
ラグ
ソファ同様、食べ物や飲み物がこぼされてしまう可能性が高く、汚れ対策が必要です。
白いラグは黄ばんだり、黒づんでしまうのであまりおすすめしません。
また、毛長が長いと汚れがたまりやすく清掃がしにくかったり、毛が潰れて使用感が出てしまいます。
汚れの目立たない柄のあるラグや、撥水効果のあるラグをなるべく選ぶようにしましょう。
装飾
パーティースペースでは特に必要な装飾品。
小物やアートパネル、壁紙など、写真映えする商品をいれましょう。
・しかしパーティースペースは飲み会利用も多く、酔っ払って暴れてしまう人も少なくありません。
ガラス製品や倒れやすいものはあまり置かない方が良いです。
また、小物は多ければ多いほど清掃の工数がかかってしまうので、管理面も気にしながらチョイスする必要があります。
・賃貸だからあまり装飾できない…と悩んでいる方もいらっしゃると思いますが、
賃貸でも穴が目立たない画鋲や、剥がせる壁紙など、賃貸でも装飾ができる商品がありますので探してみましょう。
壁紙の場合、賃貸用でも少なからず元の壁紙は剥がれてしまうのと、直射日光が当たるところは粘着が弱まり剥がれてしまう可能性があります。
それらを考慮した上で設置を行いましょう。
まず、どのトラブルに対してでも言えるのが防犯カメラの設置です。
特にトラブルの多いパーティースペースは必ずつけるようにしましょう。
備品関係のトラブル以外にも、無断利用やゴミの放置などのトラブル時も役に立つ場合があります。
予算的にどうしても設置できない…という方はダミーカメラもおすすめです!
◎破損対策
まずは、壊れにくい素材のものを選ぶ事です。
当たり前のことですが、ガラス製品は割れる可能性が高く、割れた時に怪我などの危険性もあります。
プラスティックや木材だと、落としても破損しにくいです。
しかし、プラスティックは軽い分、安っぽく見えてしまうというデメリットもあります。
お部屋の雰囲気によってはガラスの方が適している時もあるでしょう。
また、扱いやすい商品を選ぶというのも大事な点です。
初めてみた備品で使い方を教えてくれる人もいない場合、力づくや誤った方法で使い、壊してしまうことがあります。
誰がみても使い方が分かる備品にする、もしくは説明書を一緒に置いておくなどしましょう。
◎汚れ対策
定期的な清掃を心がけるのはもちろんですが、備品の素材を気をつけることで汚れをつきにくくすることができます。
例えば、ファブリックの素材よりもレザー素材の方がものをこぼしてしまっても拭き取りやすいです。ラグなどは撥水効果のある商品も。
また、ガラスは清掃のしやすさはありますが、意外と指紋などがつき、汚れが目立ちます。
◎騒音対策
入居した段階で、床などの音の響き具合を確認しましょう。
机を移動した時に大きな音が出る場合、下や隣の部屋の人と騒音トラブルになるケースがあります。
もし音が響くと感じた場合は、床にタイルカーペットを敷くとかなり物音が減ります。
机や椅子の脚に、ゴムなどのカバーをするのも良いですね。
また、壁に机が当たってしまう場合、その高さにクッションタイルを貼ると安心です。
備品が破損したり紛失したりすると、新たな備品購入や交換をしなければいけなくなります。
その都度、備品代や交換対応が必要になり、場合によっては予約を停止しなければいけなくなることも。
長年運営をしていると、もちろん経年劣化をしてしまいますが
事前に防げるトラブルは対策をし、無駄な出費がかからないようにしましょう!
当社は、レンタルスペースの企画・運営支援サービス「METROMINUTES(メトロミニッツ)」を運営しております。
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