レンタルスペース運営支援事業を展開する当社は、日々進化するデジタルツールを活用し、お客様のビジネスをより効率的かつ効果的にサポートすることを目指しています。
今回は、いますぐ無料で始められるLINE公式アカウントとupnowの連携による効果的なマーケティング施策についてご紹介します。
目次
LINE公式アカウントを活用すれば、LINEから24時間いつでも予約受付が可能です。また、LINE友だちにupnowクーポンを配布することもでき、さらに顧客満足度を高めることができます。
upnowの追加費用なし、LINE公式アカウントの無料プランでも非常に効果的なマーケティング施策を行うことが可能です。
API連携ではないため、予約確定・キャンセル・前日リマインド等をLINEで通知することはできません。ただし、それ以外の多くのことが無料でLINE公式アカウントに実装可能です。
LINE公式アカウントは非常に多くの機能がありますが、押さえておきたい重要な機能は3つです。
この3つを使うことで、あなたのレンタルスペースのリピーターを育てるLINE公式アカウントを作成できます。
1.リッチメニュー
LINEのトーク画面下部に固定表示されるメニューです。このメニューはトークルームの画面の大部分を占有するため、ユーザーの目に留まりやすく、閲覧頻度も高いです。そのため、LINE公式アカウントの運用目的に合わせて適切な項目を設定することで、大きな誘導効果を期待できます。
リッチメニューにはテンプレートが複数用意されており、各エリアごとにユーザーがタップしたら、どのアクション(テキスト、リンク、クーポン、ショップカード)を返すか簡単に設定することができます。
2.カードタイプメッセージ
複数のコンテンツを一つにまとめて送信できるメッセージ機能のことです。メッセージはカルーセル形式で表示され、複数の画像やコンテンツを左右にスライドして閲覧できます。
LINE管理画面で各項目を入力するだけで簡単に視覚的にわかりやすいレンタルスペース情報を作成することができます。遷移先のURLは自由に設定可能です。
3.応答メッセージ
ユーザーから受信したチャットメッセージに自動で返信する機能です。この機能には、ユーザーから受け取ったすべてのメッセージに対して返信する「一律応答」と、受け取ったメッセージに含まれるキーワードに基づいて返信内容を事前に設定しておく「キーワード応答」の2種類があります。
下記画像では、「予約する」というキーワードを受けた場合、システムが自動で先ほどのカードタイプメッセージを応答するよう設定しています。
▼設定後の動作イメージ
それでは、3つの重要機能を用いて、実際にどのように動作しているのか具体例を示します。
ホストが運営するスペース数によって、最適な導線設計が異なります。今回は少数スペースと10件以上の複数スペース運営の2つを例にまとめます。
少数スペース運営者向け
10件以上スペース運営者向け
実際に触って確認して頂けるようにデモアカウントを作成しました。アカウント内の設定は一例であり、リッチメニュー、応答内容や遷移先のURLなど、LINE管理画面からさまざまな設定が可能です。
▼デモアカウント友だち追加
LINE公式アカウントを通じてゲストを囲い込み、リピート率の最大化が期待できます。メールDMよりも圧倒的に高い到達率を誇るLINEでの配信は、効果的なマーケティング手法です。
▼お得なクーポン配布
季節ごとのキャンペーンやイベントと連携し、LINE公式アカウントを通じてクーポンを配布することで、新規顧客の獲得や既存顧客のリピート利用を促進できます。
例. 「今週末限定!全スペース30%オフクーポンを配布中。ご予約はお早めに!」
▼ゲストとの関係性強化
LINE公式アカウントの機能を活用して、定期的な情報発信やキャンペーン、アンケート調査を行うことで、顧客とのエンゲージメントを強化できます。これにより、顧客のロイヤルティが向上します。
▼フィードバックを収集
公式LINEを通じて簡単にアンケートを収集することができます。ゲストの意見をスペースやオペレーションに反映させることで、サービスの質を向上させることができます。
▼多機能な自動応答
公式LINEの自動応答システムを設定することで、さまざまな問い合わせに対して即座に対応することができます。これにより、顧客対応の質が向上し、スタッフの負担も軽減されます。
例. ゲストが「wifi」とテキスト送信した場合、自動でWi-Fiのパスワードを返答する
LINE公式アカウントとは、企業や店舗がユーザーとコミュニケーションを取るためのLINEアカウントです。個人用のLINEアカウントとは別に、企業や店舗が公式アカウントを作成し、友だち登録したユーザーに直接情報を配信できます。
▼主な機能
▼メリット
▼料金プラン
自動応答メッセージはメッセージ送信数にカウントされません。まずは無料プランから始め、クーポン配布後の流入数やクーポン使用数などの効果を分析し、必要に応じて有料プランにアップグレードすることが一般的です。
▼メッセージ配信数としてカウントされるメッセージの種類
カウントされるメッセージ
カウントされないメッセージ
公式LINEアカウントの開設からリッチメニューの応答設定までの手順は以下の通りです。
▼公式LINEアカウントの開設
「認証済みアカウント」には審査を通過する必要があります。
認証済みアカウントになると、
認証には費用はかかりませんので、認証をリクエストすることをおすすめします。
▼リッチメニューの設定
▼応答メッセージの設定
以上の手順でリッチメニューをタップした際に、カードタイプメッセージが表示されるようになります。
公式LINEとupnowの連携は、レンタルスペース運営における大きな強みとなります。ゲストとのコミュニケーションを強化し、リピート利用を促進することで、収益性の向上が期待できます。今すぐ公式LINEを活用し、ビジネスを一層成長させましょう。
ご不明点や詳細についてのご質問がありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。これからも皆様のビジネスがより発展するよう、全力でサポートさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
参照
https://campus.line.biz/line-official-account/courses/functions/lessons/oa-2-1-2