レンタルスペース運営初心者の方必見!
運営スタートの前に知っておきたい、収益化の仕組みや運営にかかる費用について分かりやすく解説します。
[配信:2022/7/8]
目次
レンタルスペース業界ではまず、お部屋をレンタルスペースとして貸し出す人(以下、ホスト)と、レンタルスペースを借りたい人(以下、ゲスト)がいます。また、ホストとゲストをマッチングしてくれるレンタルスペース専用のポータルサイト(以下、予約サイト)もいくつかあります。
\収益化の仕組みを簡単に説明!/
①スペースを完成させて運営をスタートする
ホストは、賃貸物件または所有物件でレンタルスペースを立ち上げ、予約サイトにスペースを掲載します。
掲載をスタートした時点から運営がスタートとなります。
②ゲストがスペースを利用する
多くのゲストは予約サイトで条件を絞り込みながら自分の借りたいスペースを探し、予約サイトから利用の予約を行います。
利用料金はゲストから予約サイトへ支払われます。
③予約サイトからホストへ売り上げが振り込まれる
ゲストがスペースを利用後、1ヶ月ごとの売り上げが予約サイトからホストへ振り込まれます。
この時、売り上げからサイトの掲載手数料を差し引かれた金額が振り込まれます。
※自社の公式サイトがある場合や現地決済を行う場合を除く。
④運営費用を差し引いた金額が利益に!
予約サイトから振り込まれた金額が全て利益になるわけではありません。
家賃や清掃費、電気代など、月々かかる費用を差し引いた金額がホストの利益となります。
では、レンタルスペースを運用するのにはどのぐらいの費用がかかるのでしょうか?
レンタルスペース運営にかかる費用を大きく分けると、
●レンタルスペースを始める際に発生する初期費用(イニシャルコスト)
●レンタルスペース運営中に発生する月額費用(ランニングコスト)
の2つがあります。
それぞれ見落としがちな費用も含めて解説します!
初期費用(イニシャルコスト)
まずレンタルスペースにするお部屋を探して契約するための費用がかかります。
居住用の家を契約する際にも契約時に初期費用がかかりますが、レンタルスペースもそれと同様です。
※所有物件でレンタルスペースを行う場合はこの費用がかかりません。
備品代は数万〜数十万円となり、スペースの利用用途やクオリティにより異なります。
パーティースペースは、ソファやラグなど高価な備品が多かったり、キッチン備品や装飾品を追加で入れる必要があったりするため、会議室と比べると費用がかかると考えておきましょう。
持ち合わせた家具やいただいた家具を使用して費用を抑えることも可能ですが、雰囲気の異なる家具が集まり、統一感のないデザインになってしまうと売り上げに影響する可能性もあるので注意が必要です。
レンタルスペースの運用を代行会社に依頼する場合は、代行会社へ支払うイニシャルコストも発生します。
ご自身で運営をする場合は、清掃やバイトの手配、問い合わせ対応などが必要になります。
代行会社に依頼した方が結果的に費用を抑えられる場合もありますので、どちらの運用方法が自分に合っているのか確認してみましょう。
見落としがちなのが光回線の工事費用です。
最近はWi-Fiの需要が高いため、貸し会議室などの場合はWi-Fiが必須と言っても過言ではないですが、契約したお部屋が光回線の工事が必要か、可能か、などは合わせてチェックしておきましょう。
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月額費用(ランニングコスト)
頭を悩ませる方が多いのがこの予約サイトの手数料で、売り上げの約30%が差し引かれてしまいます。
リピーターを自社の公式サイトに誘導するなどして、利益率を上げる対策が必要です。
上記の通り、家賃や光熱費の他に、契約しているサブスクの月額費用、カメラやWi-Fiの月額費用などがかかります。
必ず、想定売り上げと月額の費用を計算し、利益がどのぐらい出るのか確認した上でスタートしましょう。
見落としがちなのは、備品交換費用などの突発的発生する費用です。
ゲストが備品を壊してしまった場合や、紛失してしまった場合は、備品の交換や追加が急遽必要になる場合があります。
破損しやすい備品は入れない、スペース名の入ったシールを備品に貼るなど、破損防止や持ち帰り防止の対策を打ちましょう。
気になるお金周りについて説明しました。
スペースによっては、上記の他にも追加費用がかかる場合もあるでしょう。
逆に、工夫によっては無くすことができる費用もあります。
など、必ずスタートする前に運営方法や費用のチェックをし、無理の無い運用を行いましょう。
また、運営スタート後も、
都度考えながら運営をしていくことをおすすめします!
当社は、レンタルスペースの企画・運営支援サービス「METROMINUTES(メトロミニッツ)」を運営しております。
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