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【用途別に解説】レンタルスペースの収益力やメリット・デメリットとは?

レンタルスペースと言っても、会議室やパーティールーム、撮影スペースなど、用途の種類は様々。それぞれ特徴や、運用上負担がかかる部分も異なります。どの用途にするべきなのか?お悩みの方は、参考にしてみてください。

 

目次
運用上のメリット・デメリットは?【用途別】
1、会議室
2、パーティースペース
3、ブーススペース
4、オープン席
5、スタジオスペース
6、サロンスペース
レンタルスペースの用途決めは慎重に!

運用上のメリット・デメリットは?【用途別】

レンタルスペースには様々な用途のお部屋があります。

 

主な用途は、

  • 会議室
  • パーティースペース
  • ブーススペース
  • オープン席
  • 撮影スペース
  • サロンスペース

です。

 

他にも、バーやスポーツ施設・結婚式場の貸し出しなど様々ですが、

今回は上記の6つの用途について、それぞれの特徴運用上のメリット・デメリットを解説していきたいと思います!

1、会議室

 

レンタルスペースの中で、特に数が多いスペースです。

主に会議や商談、研修などのビジネス利用で利用されることが多く、

一人〜数人で利用できる小・中型会議室や、セミナーなどに利用される数十人収容の大型会議室など大きさは様々です。

 

〈主な利用用途〉

  • 会議、打ち合わせ商談
  • 研修、面接
  • セミナー、勉強会
  • テレワーク、リモートワーク
  • 作業場所

 

〈主な設備〉

  • 椅子
  • ホワイトボード
  • プロジェクター
  • Wi-Fi
  • ケーブル類
  • モニター

 


▼ 運用のメリット


 

1、収益が安定している

パーティースペースと比べると大きな繁忙期などがないため、月毎の売り上げの変動が少ないのが特徴です。

 

2、トラブルが少ない

ビジネス利用が多いということもあり、大きなトラブルはほぼありません。

ただ、利用者がお客様を招いてご利用される場合も多いので、備品の紛失や故障で打ち合わせができなくなるなどのトラブルを避けるため、定期的な備品チェックが必要です。

 

3、低コストで始めることができる

最低限、机と椅子があれば運用が可能なため、費用をかけずスペースを立ち上げることが可能です。

オープンしてから少しずつ備品を増やしていくというのも、初期費用をかけない一つの方法ですね。

 

4、リピーターが多い

パーティーなどと違い、会議や打ち合わせは頻繁に行われるものです。

そのため、「近くにオフィスがあるから」「よく利用する駅に近いから」「一度使ったことがある方が安心するから」など、

様々な理由でリピートしてくださる方が多いです。

 


▼ 運用するデメリット


 

1、収益が少ない

会議室は単価があまり高くないため、大きな収益が出ることはあまりないです。

ただ、大型会議室やハイグレードな会議室などは単価が高いため、小型会議室に比べると売り上げが大きくなる場合があります。

※その分、賃料なども高いことに注意しましょう。

 

2、競合が多い

低コストで始められるため、参入者が多いです。

乗降客数の多い駅付近は、会議室の需要が高い分、会議室のスペース数もより多くなります。

 

2、パーティースペース

 

クリスマスパーティーや打ち上げなどで利用されるスペースです。

個室なので、お店などと違いホームパーティーのように気兼ねなく楽しむことができます。

 

〈主な利用用途〉

  • パーティー
  • 誕生日会、ママ会、同窓会
  • 新年会、クリスマス会
  • 映画鑑賞会
  • 撮影、動画配信

 

〈主な設備〉

  • ソファ
  • テーブル
  • テレビ
  • キッチン
  • ゲーム類

 


▼ 運用のメリット


 

1、収益が大きい

パーティーは会議室と比べると単価が高いです。

また、クリスマスや忘年会などの繁忙期は予約数が増えるため、

単価をさらに上げることもでき、通常の数倍の売り上げになることも。

※最近ではパーティースペースが増え、価格競争も激しくなっています。

 

2、他の用途でも使える

パーティースペースは家具やインテリアが可愛らしくおしゃれなスペースが多く、撮影などで利用される方も多いです。

 


▼ 運用するデメリット


 

1、収益に波がある

繁忙期と閑散期で収益に大きな差があり、売り上げが安定しません。

また、コロナや天候など、予約数が様々な条件に影響されやすい特徴もあります。

 

2、トラブルが多い

飲酒が可能なスペースがほとんどのため、備品を破損される可能性が高くなります。

また、お部屋だけでなく共用部で大きな声を出し騒音トラブルに繋がるケースや、

ゴミをそのまま放置していくなどもトラブルも多いです。

 

3、初期費用がかかる

会議室を比べて、ソファやキッチングッズ・装飾品など、備品にお金がかかります。

もちろん最低限の備品でスタートすることも可能ですが、会議などと比べるとお部屋のデザインクオリティが売り上げに大きく影響するため、お部屋が質素になってしまうと予約があまり入らない可能性が高いです。

 

4、リピーターが少ない

パーティーは会議や撮影のように頻繁に行われるものではないため、同じお部屋を同じ利用者がリピートされるということはほぼありません。

 

5、管理の手間がかかる

予約の都度清掃に入る必要があるなど、管理の手間や人件費がかかります。

また、トラブルが多い分緊急対応なども必要になり、柔軟に動ける体制が必要です。

 

3、ブーススペース

 

1〜数名が入れるブースを、お部屋の中や共用部に置いて運用します。

防音や移動ができるブース、ガラス貼りのおしゃれなブースなど種類も様々です。

 

〈主な利用用途〉

  • Web会議
  • オンライン面接
  • オンライン授業
  • テレワーク、リモートワーク、コワーキング
  • サテライトオフィス
  • 作業場所
  • ウェビナー

 

〈主な設備〉

  • 椅子
  • Wi-Fi
  • ケーブル類
  • コンセント

 


▼ 運用のメリット


 

1、稼働率が高く、収益が安定している

近年、オンライン利用が普及し、Web会議や面接・オンライン授業などが増えました。

そのため、カフェなどではなく一人で個室を使いたいというニーズが多く、需要のとても高いスペースです。

 

2、トラブルが少ない

一人利用やビジネス利用が多いため、大きなトラブルはほぼありません。

オンライン利用が多いので、Wi-Fiの接続は問題なくできるようにしておきましょう。

 

3、リピーターが多い

オフィス代わりや作業場として利用される方が多く、リピーターがかなり多いスペースです。

丸一日や毎週利用される方も。

 

4、場所を選ばない

ブースを置ける場所があれば大丈夫なので、幅広い場所で運用が可能です。

オフィスの共用部、マンションのワンフロア、カフェの空いたスペースなど様々。

 


▼ 運用するデメリット


 

1、費用がかかる

最初にブースの購入(またはレンタル)が必要です。

1台約20万〜数十万円するため、初期費用がかなりかかります。

 

4、オープン席

 

1つのお部屋に複数の席が設けられたスペースです。

会議室のような個室ではなく、カフェのような仕切りのないスペースです。

 

〈主な利用用途〉

  • 会議、打ち合わせ
  • オンライン会議
  • テレワーク、リモートワーク
  • 作業場所

 

〈主な設備〉

  • 椅子
  • Wi-Fi
  • コンセント

 


▼ 運用のメリット


 

1、費用がかからない

机と椅子を設置するだけで席が完成するため、初期費用があまりかかりません。

 


▼ 運用するデメリット


 

1、収益が少ない

個室ではなく席だけの予約になるため、会議室やブーススペースよりも単価を低くする必要があります。

また、カフェが競合になるケースが多いので、カフェが近くにある場合はなかなか予約が入らないかもしれません。

 

2、無人運用のハードルが高い

個室ではないため、席の指定や在庫管理が難しく、無人運用が難しい場合もあります。

 

5、スタジオスペース

 

撮影やダンス練習などで利用できる広いスタジオタイプのスペースです。

明るい照明や大きな鏡・白ホリなど、一般的には準備することが難しい設備が揃っているため、レンタルして利用される方が多いです。

 

〈主な利用用途〉

  • 撮影
  • ダンス
  • 研修
  • スポーツ

 

〈主な設備〉

  • 広さのあるスペース
  • 照明

 


▼ 運用のメリット


 

1、収益が大きい

上述したように、個人の方が準備することが困難な設備が整っているため、単価を高く設定することができます。

 

2、リピーターが多い

参入者も少なく、会議やパーティーなどのように一つのエリアにたくさんがスペースあることは少ないので、気に入っていただけるとリピートされる場合が多いです。

 

3、費用がかからない

広さや明るさなど、スペースそのものが売りになるので、追加で備品を購入する必要はあまりありません。

もし近くに別のスタジオスペースがある場合は、追加で備品を設置して差別化するのも良いかもしれませんね。

 


▼ 運用するデメリット


 

1、スペースのクオリティが重要

ただ広いだけのスペースではなく、明るい照明や大きな鏡などの設備がないとスタジオとして需要は低くなってしまうかもしれません。

 

2、0から始めるのは難しい

壁一面の鏡・お部屋の広さ・防音設備など、0から作ったり物件を探すのは難しいスペースで、

元々所有しているスペースを貸し出すというケースがほとんどです。

 

3、立地が重要

会議などと比べると需要のあるエリアがかなり限定されるようです。

また、撮影などは機材を運び込むことも多く、駅から近い、または近くに安い駐車場がある、などのアクセス条件も大切。

ただ、「ここスペースにしかない!」という強い差別化ポイントがあるスペースであれば、駅から遠いなどの悪い条件でも人気が高いケースがあります。

 

6、サロンスペース

 

マンションの一室など、元々サロンスペースではないお部屋をサロン利用ができるように改装したスペースです。

 

〈主な利用用途〉

  • ネイル
  • マッサージ、整体
  • カンファレンス
  • カウンセリング

 

〈主な設備〉

  • リクライニングソファ
  • 施術ベット
  • 椅子

 


▼ 運用のメリット


 

1、リピーターが多い

「自宅に人は呼びたくない」「けどお店を作るのは難しい」など、

個人でサロンなどを行っている方などが自宅の代わりにお客様を招き、

気にいっていただけると自分のお店のようにリピートするケースが多いです。

 


▼ 運用するデメリット


 

1、利用用途が制限される

サロングッズを置くことで、利用用途が制限されてしまいます。

折り畳みのベットにする、会議でも使える机にする、など工夫することはできますが、

中途半端なお部屋になってしまわないよう注意しましょう。

 

2、清掃のクオリティが求められる

サロンということもあり、利用者がお客様を招くことも多く、お店のように綺麗さや清潔感を保つ必要があります。

また、白基調の備品を多くした場合、少しでも汚れると目立ってしまうというデメリットも。

また、サロン用途ではない人が利用された場合に汚してしまう可能性もあります。

レンタルスペースの用途決めは慎重に!

用途別で、それぞれの特徴やメリット・デメリットを簡単に解説してきました。

 

用途を変更することは、追加の費用がかかるだけでなく、

改装の間はお部屋を貸し出すことができないなどのデメリットもあります。

 

できれば改装や撤退をしなくて済むように、

  • 所有しているお部屋はどんなお部屋か?
  • 初期費用の予算はいくらか?
  • どんな運用方法なら続けていけるか?
  • 月いくらぐらい収益を得たいか

 

など、レンタルスペース運用をする上での条件などをきちんと考えておきましょう!

 


 

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